炭酸水で疲労回復効果
皆さんは毎日きちんと疲れが取れていますか?
・毎日しっかり寝ているのに体の疲れが取れない
・体を動かしたあとの疲労がなかなか回復しない
・筋肉痛が長引く
もしも、このような症状でお困りでしたら、それは体内に「乳酸」が溜まっている証かもしれません。
乳酸って何?と思う方も多いと思うので、今日は、疲労回復がなかなか行われない原因として関係している「乳酸」と、この乳酸に対して高い効果を発揮する「炭酸水」の関連性についてお話します。
疲労物質「乳酸」とは
私たちが運動をすると、決まって起きるのが「筋肉痛」などの疲労です。
筋肉痛を含む疲労は、急激な運動や突然普段使い慣れていない筋肉を使用した時に後に現れる症状で、主に体の痛みやだるさを伴います。
この時、体内では疲労物質である乳酸が作り出されています。
乳酸は、体内でエネルギーを作り出すときに出た物質が残ることが原因で起きますが、これはだれにでも起きる症状で体内で勝手に作られる物質なので、未然に防ぐことは不可能です。
「乳酸」を排除するのが炭酸水!
乳酸が体内で発生しているときは、自覚症状として筋肉痛などを伴う疲労を実感しているのですが、今までは時間が経過するのをひたすら待つというのが、乳酸を減少させて疲労回復を行う方法だと思っていました。
ところが、炭酸水にはこの乳酸と結合して疲労回復を行う効果を発揮することが判明していることから、アスリートなどが炭酸水をよく飲むようになりました。
炭酸水には確かな疲労回復効果があるといっても過言ではありませんね。
疲労回復のために炭酸水を飲む時の注意点
炭酸水は、先ほどお話したように疲労回復効果をもたらします。
ですが、大量摂取を行うと実は逆効果であることがわかりました。
炭酸水に含まれている炭酸ガスには大量の二酸化炭素が含まれています。
この二酸化炭素は、体内に入ることで血流を促進して一時的に血流量を増加させます。
すると、血行が促進されるので血行が良くなり代謝が上がります。
ですが、大量に炭酸水を摂取すると、体内では一気に二酸化酸素が増殖して酸素不足に陥ります。
すると、体には大きな負担がかかるので、重度の筋肉疲労を起こす可能性もあるのです。
炭酸水の疲労回復効果まとめ
炭酸水に限らず、世の中の体に良いと言われるものは、一歩間違えると逆効果を生み出す危険性が常に潜んでいます。
何事も適度が大切なので、健康維持や疲労回復のために炭酸水を取り入れようと考えている方は、1日の摂取量をきちんと決めて、起床時や入浴後などの効果を実感しやすい時間帯を利用して活用してみてください。